山 旅 日 記

 

  

 

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18.04.8. 五台山

兵庫県丹波の五台山に久しぶりに行ってみた。

 

前回五台山に登ったときのことは今でも良く覚えているのでそんなに以前のことのように思わなかったが、記録を見ると16年半前であっった。麓の岩瀧寺が趣のある寺だったことや、独鈷の滝が綺麗だったこと、スズメバチがしつこくまとわりついたこと、また帰り道で間違えて反対側の市島町の方へ下り、また登り返してしんどい目にあったことなど印象に残った山だった。10年位前かなと思っていたら遙かに前だったので年月の経つのが改めて早いなと思った。

 

さて久しぶりに訪れた五台山だったが思いもかけない結果となった。

岩瀧寺の駐車場に到着すると1台も車が駐車していない。おかしいな?そんなに早い時間でもないので普通は何台か駐まっているものだが。不思議に思いながらも岩瀧寺をお参りして五台山の登山道へと進んだ。

 

歴史を感じさせる山門

趣のある岩瀧寺

 

小さいながらも美しい独鈷の滝

浅山不動尊

 

独鈷の滝は変わらず綺麗な姿を見せていた。少し歩くと浅山不動尊に着き、岸壁の中に食い込むように祠が祀ってある。その先へ進むと臨時登山道と書いた案内板があり「この先工事中です」と書いてあり、本道は崩れたか何かで通れないのだろうと思い、指示通り進みそこからすぐに不二の滝の上に出た。

 

 

 

臨時登山道の案内板

ツツジが綺麗

 

 不二の滝

洪水山崩れの跡

 

さらに進むと工事中で、工事現場の足場階段を登り切った所で見た景色は、沢中が上流から流れてきた倒木に埋まり水害のすごさを見せつけられる状態であった。

「臨時登山道」と表示板があったが、この先どこを登れば良いのかと回りを必死で探すがどこにも新しい登山道の案内表示が無い。何度も探すが無い。かといってこの状態の沢を登るのはどう見ても無理なので、仕方が無いので諦めて登山をとりやめることにして駐車場まで下った。臨時登山道とは不二の滝までの道を意味していたのだろうか?駐車場に車が1台も駐まっていなかったのは地元の人は知っているからだろう。昼食をコンビニで買ったのがあるのでやむを得ず車の中で食べてそのまま帰路についた。