山 旅 日 記

 

  

 

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 09.02.22. ハチ高原スキー場

  30年ぶりのハチ高原だが、良くも悪くも実質ほとんど変わっていないようであった。

 

同じ鉢伏高原のスキー場でも、ハチ北には時々行くが、ハチ高原には本当に長い間来ていなかった。

理由は、広々とした高原の広がりの景観は良いのだが、いざ滑るとなると多少とも滑りごたえのあるコースは中央ゲレンデ位しか無いという記憶からだった。

但し、若い頃の記憶なので、脚力の落ちた今の老体?には丁度良いかもしれないと思い直し来てみたのだった。

  

中央ゲレンデから氷ノ山

ゲレンデ全体を見渡す

 

しかし、老体にも滑るにはやはり物足りないゲレンデのようで、景観を楽しむスキー場かもしれない。

目の前に氷ノ山が迫り、広々とした雪原は他のゲレンデにないものだと思う。しかし、景観も2月だというのに既に春の気配で、雪が茶色く色づいている。どうも汚い。(ひょっとすると黄砂?)

 

昼食は、ゲレンデ内に何軒か並んでいる旅館兼食堂でカレーを食べたが、昔ながらのまずいカレーで、タイムスリップした感じだった。今時?なぜこの味?と郷愁を呼ぶ薄い黄色をした給食のまずさだった。

 

中央ゲレンデの右端では大回転の試合をしていた。ゼッケンに「らくざん」と書いてあるので京都のスキー・登山用具店主催のレースかもしれない。上手い人は上手く、下手な人は下手に滑っていた。

そのうち、雨が結構降り始めたので、やむを得ず中央ゲレンデだけ10本足らず滑っただけで帰ることとなった。

 

中央トリプルリフト降り場から眺める

大回転の試合をしていた

 

北近畿豊岡自動車道が、舞鶴若狭自動車道の春日ICから但馬自動車道の和田山ICまで開通した後、20〜30分時間短縮されてかなり早く行けるようになった。しかし、帰りは昔ながらに国道9号線が何カ所かで渋滞し、これも懐かしく感じた。

北近畿豊岡自動車道は高速道路でなく「無料!」で、サービスエリアの代わりに何カ所か「道の駅」がある。

途中寄った「道の駅但馬まほろば」はお勧めである。朝来地域の弥生時代からの繁栄ぶりを説明する「無料」の博物館があり、興味深く楽しめる。

さらに、「まほろばラーメン」がうまい!

スープもおいしいし、入っている豚のチャーシューと鶏のチャーシューがこれまたおいしく満足できる。

ハチ高原のカレーのがっかりをリカバリーしてくれて、充実感を持って帰宅できた。

 

北近畿豊岡自動車道の「道の駅但馬まほろば」

まほろばラーメンがおいしかった。真ん中の幟