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山旅日記

08.02.11. 北摂・能勢 雪の剣尾山  青空の下、雪道がまぶしい  

「久しぶりに登った剣尾山。晴れた雪道を汗をかきながら登る。ここも役行者が開山」          

久しぶりに能勢の剣尾山に登る。おそらくここ数日の雪で綺麗だろうと期待をして出発する。

いつもは、箕面の裏山経由で妙見山の野間峠を越え、山間のワインディングロードを楽しみながら行くのだが、峠で中途半端にチェーン装着させられる恐れもあるので、川西経由173号線のルートをとった。

いつものルートは1時間半位かかるのだが、こちらの道は1時間もかからないので驚いた。 

行者山 解説

六地蔵 

登山口から10分で行者堂に着く。このあたり、剣尾山の中腹は行者山と言われ、役行者が669年に開いた行場で、「摂津大峯」と呼ばれている。規模的には大峰山と比べる迄もないが、解説によると行場としてかなり栄えたらしい。

雪は予想通り中腹から上で20〜30cm位積もっていた。

天気が非常に良く晴れているので、雪面からの反射光も強く、汗をかきかき腕まくりをしながら登った。

 

靴にアイゼンを着けている人も結構いた。昔ならこういう山でアイゼンを着けるということは思いつかないが、最近は流行のようだ。あれば滑りにくく登りやすいのは確かだろう。

近頃は登山用品店でも、4つ爪、6つ爪のアイゼンを夏山雪渓用および低山雪山用として売っている。

ともかく、昔と比べると登山用のウェア・装備はすばらしく良くなっているし、便利なものが増えている。 

真っ白な雪道

月峰寺 本堂跡

月峰寺の歴史は古く600年代から開かれ、剣尾山頂上の直下に本堂があり非常に栄えたが、1545年戦乱の兵火で焼失し、1664年に観行上人が山麓の現在地に再興したとのことである。 

 剣尾山頂上

山麓の月峰寺

剣尾山頂上にはスキー場によくあるような特徴のある標識(尼崎 何km、明石 何km等)が立っている。正直言って無い方が自然でいいと思う。

今回初めて、山麓の月峰寺を参拝した。案内板の歴史を見ると、古代より栄えた様子が分かり興味深い。能勢地域は、今の我々から見ると不便な山奥という先入観があり不思議に思うが、古くから人が住み文化の栄えた所である。 

阿弥陀座像石仏

真言宗 月峰寺 解説

 (行程概要)

10:25豊中自宅発→ 11:12剣尾山山麓P(道路空きスペース)到着=11:17出発

→行者堂→六地蔵→月峰寺跡→(途中昼食休憩20分をはさみ)→12:45剣尾山頂上=13:06出発

→13:53山麓P到着

帰りに山麓に移された月峰寺に寄る。    14:15月峰寺出発 →15:00自宅到着  

 

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