山 旅 日 記

 

  

 

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11.10.02. 10月の剣尾山

ようやく涼しくなった10月のはじめ、2年ぶりに剣尾山を訪れた。

 

  剣尾山は役行者が669年に開山したと言われる修験道の山である。大きな岩の露岩が山のあちこちに点在しており行場となっているが、ハイキングコースはそうした行場の間を縫いながら頂上へと続いている。

 

 山麓の登山口に着くと、今までになく既に多くの車が止まっており、今日はえらい人気があるなと感心した。

2〜3人のグループから10人位のグループまで、わいわい言いながら何組も準備をしている。 

  11:00登山口を出発。大日如来の壁画のある岩を通り行者堂まで行く。前に大勢のグループがいるので、少し休憩しやりすごす。行者堂の前の大きな岩の下には弥勒菩薩と表示がしてあり、奥に石仏が祀ってあるが、これが弥勒菩薩像なのだろう。

 

行者堂

摂津大峰 説明

 

 再び歩き始め、しばらく行くと大勢のグループが2組いたが、これらを追い越して12:00六地蔵で休憩をとる。休憩後少し歩くとすぐに月峯寺跡に着く。昔は多くの伽藍が建つ結構栄えたお寺だったらしい。ここには井戸というか水場の跡もあり、山頂のすぐ下にもかかわらず、今でも水が溜まっている。六地蔵から10分ほどで12:21頂上に着いた。以前の記憶ではもう少し距離があったように思ったのだがすぐであった。

 

月峯寺 本堂跡

月峯寺説明

 

 水場

剣尾山頂上

 

 頂上にも人がたくさんいていつになく賑やかである。昼食をとり、周囲の景色を楽しんで12:53に往路を下り始める。のんびり下り13:57山麓に着く。