山 旅 日 記
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17.11.12. 高野三山 高野山奥の院の後ろに連なる高野三山を訪れた。
高野山は空海・弘法大師が開いた山の上の聖地である。単なるお寺というより多くの寺が建ち、また多くの関連した人々も住む山上の都市である。この山上都市の一番奥に奥の院がありその中では今も弘法大師が生きていると言う言い伝えになっている。その奥の院の後ろにそびえているのが摩尼山、楊柳山、転軸山の高野三山である。 聖地の奥にそびえる三山ということでどんな山かと期待して訪れた。
06:08自宅出発、経路は色々あるが近畿自動車道、南阪奈道路経由で08:42高野山の中の橋駐車場に到着した。もうすでに駐車場はかなり一杯であった。多くの人が早くから訪れるようである。 紅葉も期待していたが、高野山は常緑樹が多いようで、紅葉はあまり綺麗ではない。
08:52出発。奥の院入口から歩き始めその奥の林道に入り歩き続ける。ガイドブックの地図では林道を歩いて行くと自然と登山道に入るような絵になっているのでひたすら林道を進む。いつまでたっても登山道の入口らしきものがないので、道路脇で草刈りをしている人に摩尼山の登山道はどこかと聞いたが知らないと言われ困ってしまった。さすがにいつまでも林道の道路なのでおかしいと思い、戻りながら入口を探すことにした。 かなり戻ったところで林道から枝分かれした道があり、林道からかなり奥まったところに車両進入禁止と大きく書いてある横に、よく見ると登山道の案内板がある。もっと林道に近い所に立てておいてくれれば迷わないと思うのだが、おかげで71分もタイムロスをした。ガイドブックも林道に入り少しいくと右に入ると書いてくれればいいのに不親切だし、案内板も位置が不親切だと思った。
楊柳山頂上には落葉樹がありここだけは紅葉が見られた。 11:45出発し転軸山へ向かう。ガイドブックでは80分かかるように書いてあったが47分で着き12:32転軸山頂上に到着した。 少し休憩し12:42出発する。ここからが問題なのだが、案内板には右へ行くと女人堂、中央の道にはX印が付いている。 奥の院への案内板はない。多少不安に感じたが女人堂への道を降りた。12:54山麓の自動車道に付いた。なぜかここには 急に英語の大きな案内板で女人道の案内がしてあった。また女人堂へ2.5kmという案内板もあるが、奥の院への案内板が ない。困ったので、走ってきた軽トラックを止めて奥の院への道を聞くと、この自動車道を役場まで行きぐるりと回ってかなり距離があるとの話だった。弱ったなと思っているとたまたま通りかかった人がどうしたのかと聞いてくれて、それならそこの霊園の横を通り抜ければ奥の院の参道に出ると教えてくれた。助かった! (自宅に帰り、下の右側の案内板の写真をよく見ると、X印の横に薄く手書きで奥の院と書いてあるのをみつけた。多分X印の付けてある中央の道を降りれば奥の院に出られたのだろう。不親切な案内板である。)
おかげで15分ほどで参道に出られ13:24奥の院に着いた。途中の参道には有名な戦国大名や上場企業の会社の墓もある。会社の墓というのもおかしいが、会社の社長や会長をまつっているのだろうか。 参拝後14:18駐車場に到着、16:48自宅に到着。お疲れ様でした。 高野三山はとりわけ特徴のある山でもなく、わざわざ出かけるほどの山でもなかった。それより、登りも下りも迷い残念な印象の山となった。
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