11月最後の3連休で大渋滞のニュースを見ると遠出もためらうし、午後から雨の予報なので近くでAM主体のコースを考え、三輪山に登り山麓で三輪素麺を食べて帰るというプランにした。
7時半頃自宅を出発し、近畿自動車道、南阪奈道を走り、1時間半弱で大神神社前の無料駐車場に到着。
まず大神神社(「おおみわじんじゃ」。三輪明神)に参拝した後、その北隣の狭井神社へと向かう。
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大神神社 二の鳥居
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大神神社 拝殿
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狭井神社
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三輪山登り口
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この狭井神社が三輪山の登山口で、社務所で300円を支払い鈴が付いた白いたすきを受け取り、首から掛けて登り口から登り始める。ここからは飲食・写真・たばこ禁止だが、水分補給のための水・お茶はOKとのこと。
写真撮影禁止なので山の中の写真は残念ながら今回は1枚もない。
歩き始めるとずっと階段が続き結構急である。暫く歩いて暑くなり上着を脱ぐ。
山麓の神社の周りは鬱蒼とした木立に覆われているが、登山道の周りの林は原生林のはずなのに、意外と低木の雑木林で残念ながらあまりおごそかさがない。能勢妙見山や箕面勝尾寺の林の方が霊気が漂っているように思う。
頂上の社に参拝、さらに奥社に参拝。残念ながら低木の林に囲まれ見晴らしは全くきかない。
神社の説明板(下の写真)には、三島由紀夫が大神神社を訪れ、三輪山に登拝し大いに感動したと書いてあった。自分も、御神体の山に登り霊的なものを感じ感動して帰りたかったのだが、ありふれた里山の印象で肩すかしをくらった感じである。自分の感性が鈍いのか、または期待が大きすぎたのかもしれない。
登り40分、下り30分、休憩込みで往復1時間20〜30分であった。
意外だったのは比較的若い女性の一人登山が多かったことである。ここは縁結びの神様でもあるらしい。
縁結びのお守り http://www.yumemusubi.com/mori/omamori/nara/oomiwa.htm
最近の山は中高年の登山者が圧倒的で若い人は少ない。山登りでは女性の単独行者も最近は少なくないが、皆中高年者である。ここはいわゆる山登りの山ではないが、若い女性の一人歩きはやはり気になる。
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三島由紀夫と大神神社のゆかり
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三島由紀夫「清明」揮毫
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三輪山から下り、再度大神神社を参拝したのち神社前の「森正(もりしょう)」で素麺を昼食に食べる。
写真のように趣のある玄関だが、のれんをくぐると意外なことに入った所は前庭で、その中にテーブルが幾つか置いてある。屋根はよしず張りで日よけ風で、雨が降ったらどうするのかなと思った。席数は20数人分位あり、庭だけでなく家の中にもあるらしい。
(森正ホームページ 写真参照 http://morisho.okoshi-yasu.com/photo.html )
にゅうめん800円、柿の葉寿司650円を注文し食べた。
味はおいしいが値段は少し高めで、場所の雰囲気代も込みだろう。
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そうめん処 森正
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森正 入口
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