山 旅 日 記

 

  

 

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17.07.8. 能郷白山

ニッコウキスゲの群落を見るために福井・岐阜県境にある能郷白山に行った。

 

 能郷白山には7月上旬ニッコウキスゲが一面に咲いているところがあるとネットで見て、それを楽しみにワクワクしながら

朝早く起きて出発した。

5:30 自宅出発、名神高速を大垣ICで降りてしばらく県道を走り、国道157号線に入るとひたすらこの道を走り温見峠を目指す。予想していたことではあるが平地ではごく普通の道だが山の中に入ると俄然道幅が狭くきついカーブだらけの道になる。このハードな道を走る時間が長いので峠に着くまでに結構疲れる。若い頃はこういう道が逆に面白く楽しかったのだが年をとるとかなりしんどい。車が1台しか通れない部分も結構多い。国道と言うより林道だ。

ともかく 9:50 温見峠に到着し路側になんとか駐車する。時間が10時前なので既に多くの車が駐車していて、私の車がおける最後の車になるくらいのスペースしか空いていなかった。

 

路側の駐車場

登山口

 

9;55 駐車場を出発する。峠の一番高いところが登山口になっていて登り口が階段で始まる。

ネットでかなり急な坂道だと書かれていたので覚悟はしていたが確かに急な道である。

かんかん照りで頭があついので帽子をかぶった。最近は帽子をかぶると蒸れてかえって暑いので帽子をかぶらない方が多いのだが、強烈な日差しで熱中症になりそうなのでかぶった。

10:48 かなりくたびれたので10分休憩する。11:12 1492ピークに着き少しだけ休憩する。

11:56  ふらふらになって能郷白山の頂上に到着し休憩及び昼食をとる。

 

1492ピーク

能郷白山頂上

 

12:37 頂上の先にある祠へ向かい、12:45  頂上奥の祠に着く。この奥にニッコウキスゲの群落があるはずなのだがまったくそれらしいものが見られず、一面の笹原である。さらに奥に行く道がありその先にあるのかと思い道を探すが、それらしい道は全くない。しかたがないので祠の周りで食事をしている人や休憩している人にニッコウキスゲのことを聞くが誰も知らないと言う。てっきりこの山に登りに来た人はニッコウキスゲの群落を見に来ているものだと思っていたがそうではないらしい。

 祠の周りにはイブキトラノオが群生しておりこれはこれで綺麗だったが、肝心のニッコウキスゲの群落がない!

苦しい登りもニッコウキスゲの群落を見るためにと思い頑張ったのにガックリである.....

 

 

頂上の先の祠

イブキトラノオ

 

 再度奥へ行く道が無いか探すが、やはりここで行き止まりのようである。だとすると咲いているならここから見渡して見えるはずである。ひょっとして例年より花が咲くのが遅いのか、逆にすでに花が終わってしまったのか。終わってしまったなら多少は残っている花も見えるはずだから、今年は開花が遅いのかもしれない。

残念だがしかたがないので12:57 頂上へ戻り休憩する。

13:11 がっかりしながら頂上を出発し来た道を下り始める。しばらくすると登ってくる人がいるのでしつこくまたニッコウキスゲのことを聞いてみたが知らないと言う。仕方が無いのですっかり諦め、登りで苦労した急坂をまた苦労しながら下った。

13:43 ピーク1492通過、5分休憩し13:48 出発。疲れたので14:21 休憩。再度14:28 出発。14:48 ようやく温見 峠到着。

14:58 駐車地を出発し、途中名神高速で渋滞があり20:00 無事自宅に到着。