鈴鹿の紅葉で有名な山と言えば御在所岳だが、ネットで見るとほぼ終わっているようで、標高の低い入道ヶ岳に行ってみることにした。
少し遅いかなと思いながら7:30に自宅を出発したが、名神高速は高槻を過ぎる辺りから既に渋滞気味であった。
草津から新名神に入ったが、こちらは心配したほどでなく比較的空いており、しばらく走り甲南PAで休憩した。
このPAは初めて利用したがトイレが立派なので驚いた。これは明らかに無駄遣いだと思われ、一体誰がこのようなプランを立て、それを誰が許可するのだろうかと不思議に思った。
鈴鹿ICで高速を降り、小岐須渓谷山の家の前の駐車場に9:35到着。
ここには川の向かいに石大神といわれる岩峰が聳えている。鈴鹿山脈は石灰岩の山が多いが、これは石灰岩が浸食されてこのような特異な姿(下の写真)になり信仰の対象になったものだそうである。
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石大神
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滝ヶ谷の紅葉
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入道ヶ岳頂上手前
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頂上の鳥居
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9:40
駐車場を出発し滝ヶ谷コース登山口から登り始める。
このコースには立派な案内標識が立っているが、何カ所か分かりにくい分岐点に標識が無く、肝心なところになぜ表示しないのか不思議だった。これはここだけに限らず、他の山の登山道でもよくあるのだが、標識の設置基準がよく理解できないことが多い。
11:00二本松尾根に合流。登山案内地図の時間表示では登山口から50分となっているが、とてもその時間では到着しないので少しおかしい。11:06
避難小屋、11:29
イヌツゲ・アセビ群落 説明板に到着。この辺りはイヌツゲ、アセビの群落が多く天然記念物になっているらしい。
尾根道は風が非常に強く吹いている。登山道はこれらの群落に両側覆われているのだが、それでもかなり強い風が体に吹き付けて来る。頂上で昼食をとる予定だったが、この様子では無理だと思われるので11:31に尾根道途中で10分ほど休憩し1回目の昼食をとる。
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頂上から下山道取り付き
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井戸谷道の紅葉
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食事後歩き始めると群落の林を抜け笹原に出て意外と早く11:58
入道ヶ岳頂上に到着する。案の定強風吹きまくりで、写真を数枚撮って井戸谷コースへ下ることにする。頂上付近や井戸谷上部は笹原が綺麗で風がなければのんびりしたいのだが残念である。少し下り12:19
休憩して2回目の昼食をとる。 12:37出発し下り続け13:39
椿大神社に着き参拝する。
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椿大神社
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桃林寺
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この神社は伊勢国一宮とのことだが、伊勢神宮は別格ということだろう。ここから東海自然歩道を通り14:11
桃林寺に寄る。この寺は小さな寺だが清楚な感じで紅葉も綺麗であった。
このあたりは一面茶畑が続いているが、歩き続けであったので茶畑の横で14:40
10分程休憩したのち、林道を歩き14:52駐車場に戻った。
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登山地図 クリック拡大
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