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山旅日記

07.07.28. 北近江 小谷城跡・小谷山               (参照:みじみ和風の山-小谷城跡・小谷山)

 「熊とカモシカの小谷山」

今日は暑そうなので、兵庫中部の鹿ヶ壺の滝を見に行くつもりで中国自動車道へ入ろうとしたが、ひどい渋滞で動いていない。

急遽Uターンし名神高速で以前から行ってみたかった小谷城跡へ行くことに変更した。

出発が10時と遅く、途中少し事故渋滞等もあり小谷城跡登山口の駐車場到着は12:30になった。

 

小谷城の歴史の説明と地図(クリック拡大)

 

小谷城跡に来たかったのは、信長に攻め滅ばされた悲劇の武将浅井長政、その妻お市の方、その娘茶々(淀君)等の居た城がどんな所か見たかったからである。

 

さて、説明を読み終わり登ろうとすると、いきなり熊の顔の札が!

また少し登ると登山道の途中に「熊出没御注意!4月4日、山王丸・六坊丸付近で熊が出没しました。」 

 

さらに先には、なんと小谷山にはカモシカが棲息しており、熊と間違えないようにと注意書きが。

 

また、山王丸の手前には「ハチに注意」。スズメバチの被害が出ているとのこと。

命がけの山か?

 

 

 

   

麓から30分程登ると、桜馬場と言うところに出る。

名前通り桜の木がはえているが、桜だけでなく楓もたくさん植わっている。どちらも写真の様に青葉が大変美しく、桜の開花時期、青葉の時期、紅葉の時期とおそらく四季を通じて楽しめる場所と思われる。

 

 そこから少し登ると、大広間、本丸と続く。

大広間も緑が美しいところで、また本丸の石垣の近くにはユリの花がかたまって咲いているところがありなかなか綺麗である。

 

大広間

本丸  石垣近くのユリの花

 

 

 本丸から10分程で山王丸へ着く。

 

小谷城の最上部で、山王権現を祀っていた所。

ここも緑が美しい。

山王丸から大嶽を望む。

向かいの尾根にも城跡が残っている。

 

 山王丸の静寂と緑を堪能し麓へ下る。

 熊にもスズメバチにも遭遇せず、ニホンカモシカにも会わず無事下山。

 写真を撮りながらゆっくりで登り60分、下り30分

 

  ★歴史探訪が目的で来たが、思いがけなく美しい自然に出会えて恵まれた半日であった。

   また、熊やカモシカがこんなに人里近いところに出没するのかと認識を新たにした。

 

(参照:みじみ和風の山-小谷城跡・小谷山)