山 旅 日 記

 

  

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 08.04.27. 丹波 るり渓

観光地というイメージのため今まで近くにありながら歩いたことがなかったが、今日は昼食後、午後からの

森林浴として出向いた。                          参照:るり渓地図(京都府観光情報)

 

駐車場は何ヶ所かあるが、るり渓スタート地点の無料駐車場に車をおいて往復した。 (約2時間)

 

 鳴滝

周囲の山里風景

 

鳴滝(めいばくorなるたき)は駐車場からすぐのところにある滝で、周囲には旅館、料亭等が何軒か建っている。この辺りは河原が比較的広く、遊歩道の中に休憩所が多くあり、渓流を楽しみながら弁当を広げたりするのに適している。

鳴滝を過ぎると、いったん府道へ出てしばらくアスファルトの道を歩くが、のどかな田園風景が広がる。

大阪北部の箕面・茨木・能勢から京都亀岡あたりの山間部は都心から近いにもかかわらず、今でもほのぼのとした山里が点在している。

 

 双龍淵

玉走盤 

 

再び渓流沿いの遊歩道に入り、幾つもの滝や滑滝(なめたき)が続く。

大きな滝はないが、玉走盤や浣紗瀬のような滑滝は結構綺麗で目を楽しませてくれる。

特に浣紗瀬は平らな岩でできた川床が階段状に連なる上を渓流が流れ、特徴のある光景である。

ただ、北摂や丹波・但馬地域の渓流はどこもそうだが、残念ながら比良や鈴鹿の渓流のような水の透明感がない。山中でも人家が多く、水そのものが濁っているのか、水に栄養がありミズゴケが川床に生えており茶色っぽく見えるのか、又はその両方なのかもしれない。

 

 苔の蒸した岩の間を流れる渓流

浣紗瀬 

道の途中にはツツジや山桜がたくさん咲いており、

ツツジは丁度満開の時期で綺麗であった。

 

午後も遅めなので遊歩道は比較的人が少なかったが、るり渓の上流側にある「るり渓温泉」の前では人や車がいっぱいで驚いた。結構人気があり訪れる人が多いようだ。

 

満開のツツジ