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山旅日記

07.08.12. 中央アルプス 三ノ沢岳・千畳敷        

「時期遅し? お花畑 千畳敷>三ノ沢岳だった。」  参照アルバム三ノ沢岳 千畳敷 宝剣岳

 

宝剣岳との分岐点から眺める三ノ沢岳

 

 

「中央アルプス唯一の独立峰、高山植物の大群落、一面の見事なお花畑」というガイドブックの解説を数年前に読み、是非とも行きたいと思っていて今回ようやく実現した。

 

大阪自宅を朝3:40に出発したが、お盆休みで名神高速・中央高速とも流れはあまり良くない。

駒ヶ根・萱の台バスセンターの駐車場に到着したのは7:40。

専用バスに乗換、しらび平に8:20到着。既に待ち時間30分以上とのことでロープウェイ千畳敷駅到着9:30。天気は非常に良いので期待感大きく、9:45より登り始める。

 

コース概要:RW千畳敷駅−極楽平−宝剣岳・三ノ沢岳分岐−三ノ沢岳−同じ道を千畳敷駅へ戻る。

往復時間:休憩・昼食時間込みで5時間45分。 

 

 

 

 

 

 極楽平への道。千畳敷上部から下部を見下ろす。

 

この辺りはお花畑が美しい。

 

 

 

極楽平 背景は御岳

三ノ沢岳への分岐点 目の前に宝剣岳

 

 

 空木岳方面を望む

 三ノ沢カール

 

 

 三ノ沢岳手前お花畑

ようやく頂上下まで来る。上り下りを繰り返すので結構疲れる。この辺は多少お花畑らしいが、途中の本来の大きなお花畑の場所は盛りを過ぎたのかどこがお花畑か分からない状態であり残念であった。

 

 

 

 三ノ沢岳頂上 2847m

 頂上からの帰り、雲が湧く宝剣岳、奥は木曽駒

頂上から、再び上り下りを繰り返し、15:30千畳敷駅まで戻る。

朝の時点でもロープウェイの帰りは2時間待ちになるとは言われていたが、整理券をもらうと2時間半待ちで、乗れるのは18時頃の予定。

 

ふと、駅前から千畳敷を見下ろすと、朝の時点では気づかなかったが、シナノキンバイ、コバイケイソウやチングルマの群落が広がって見事なお花畑になっている。時間があるので、あらためて遊歩道へと出かけ夕暮れのお花畑を探索した。

 

 

 

 千畳敷 チングルマとコバイケイソウ群落

 夕暮れの千畳敷から宝剣岳、乗越浄土を見る

 

夢に見た三ノ沢岳にやっと登ったが、お花畑について言えば、今回は千畳敷や極楽平手前の方が充実していた。何のことはない、青い鳥を求め遠くまで旅したが、帰ってみると青い鳥は自宅にいたというやつである。(そう思うぐらい期待していた。)

しかし、三ノ沢岳の姿は秀麗であり、頂上にカールを持ち個性的で、さらに中央アルプスの展望台としては最高の位置を占めており、山そのものは素晴らしいと思う。

 

ロープウェイは予定より多少早く乗れて、萱の台駐車場に18:30頃到着。

帰路は途中高速道路での渋滞も当然あり、自宅到着は23時となった。

 参照アルバム三ノ沢岳 千畳敷 宝剣岳