四国の三嶺、この山も以前から憧れていた山である。
「その野生美は、瓶ヶ森に勝るとも劣らない。」と言うガイドブックの解説を見て以来、何とか登りたいと思っていた。瓶ヶ森は過去に登った山の中でも最高に気に入った山の1つだから、それより素晴らしい美しさを期待したからである。
●自宅を5:18に出発し約4時間かかり9:27に三嶺登山口駐車場に到着。
中国自動車道、神戸淡路鳴門自動車道、高松自動車道と乗り継ぎ、徳島自動車道・美馬ICから国道438号線経由で剣山の登山口・見ノ越を過ぎ、三嶺登山口駐車場に9:27到着した。
神戸淡路鳴門自動車道の途中、淡路島の緑サービスエリアではなんとアサガオが満開であった。
国道438号線は部分的に幅員が非常に狭く、すれ違いも追い越しも出来ないところが多く結構大変であったが、標高の高い辺りは紅葉も見頃となっており目を楽しませてくれた。
(尚、以前と違い駐車場は林道入口のみになり、この先の林道は一般車通行禁止となっている。)
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緑SA 今頃、本当にアサガオ?
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438号線の紅葉
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上記アサガオですが、その後ネットで調べて分かりました。
西洋朝顔「ヘブンリーブルー」だそうです。下記のように出ています。
青い朝顔は珍しいと話題になります!
花は夏から秋(地域によっては冬まで)季節を通して霜が降りるまで楽しめます。
晩秋になると、道行く人に必ず「あれはアサガオに見えるけれど何ですか?」
と聞かれます。
学名:Ipomea
tricolor 英名:Blue
Morning Glory 和名:そらいろあさがお
科名:ヒルガオ科
原産地:熱帯アメリカ
花言葉:愛着
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●駐車場を9:33に出発し、12:24三嶺頂上に到着。
駐車場からは30分程林道を歩いた後登山道に入り、途中2回休憩をし12:24頂上に到着した。
頂上手前に、笹原の中に比較的大きな池がありその少し横にヒュッテとトイレがある。
頂上からこのあたりを見下ろした景色はなかなか綺麗だ。
頂上からの見晴らしは文字通り360度遮る物が無く、四国山地の多くの山々が見渡せる。
東側に剣山、次郎笈、塔丸。西側は頂上標識の後ろに天狗塚、さらに遙か霞んで石鎚山を望む。
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駐車場の案内図
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登りの途中
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山頂下より
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三嶺頂上
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頂上より剣山、次郎笈およびヒュッテを望む
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頂上下から池、ヒュッテのある笹原を見下ろす
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●13:03下山開始、駐車場到着15:08、同 出発15:20、19:56帰宅。
昼食を取り、12:37に頂上を後にしトイレに寄り、ヒュッテの回りで再度剣山方面の景色を楽しむ。
13:03下山、途中2回休憩し駐車場に15:08到着。駐車場を15:20出発し、19:56帰宅。
帰りは492号線で下ったが、こちらも幅員が1車線分しかないところが幾らでもあり438号線と同様であった。そしてまた紅葉も綺麗であった。脇町ICから徳島自動車道に入り順調に走ったが、中国自動車道は宝塚あたりでいつも通りの渋滞のため、結果約4時間半かかり19:56の帰宅となった。
★三嶺を登っての個人的感想だが、山の魅力 瓶ヶ森>三嶺 である。
三嶺の山頂付近の景色は確かに素晴らしいものを持っているが、瓶ヶ森の笹原の芸術的な美しさ、そしてその笹原の向こうに聳える石鎚山の美しさの組み合わせは絶妙ではないだろうか。 瓶ヶ森リンク
但し「野生美」について言えば、瓶ヶ森は「野生美」というより「優雅」である。また、すぐ横を瓶ヶ森林道(この景色がまたgood!)が走っており、比較的手軽に登れるということから「野性的」ではとうていない。
それぞれの山の良さは異なるものである。
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