山 旅 日 記

 

  

 

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11.11.17. 雪彦山

久しぶりに墨絵のような雪彦山を訪れた。

 

  若い頃に2度ほど登ったことがあるのだが、多分30年ぶり位ではないだろうか。1回目は列車、バスを乗り継ぎ麓のユースホステルに泊り1泊2日で登り、2回目は車で訪れ、帰りに雪彦温泉に入って帰った記憶がある。

 雪彦山も修験道の山で頂上には役行者が祀られている。登山道も岩場・鎖場の多い山で、幾つもある岩峰はロッククライミングの場となっている。

 

展望岩より雪彦山

出雲岩

 

07:38 自宅を出発、途中多少渋滞があり、09:53 山麓の駐車場に着く。

10:01 出発、駐車場のすぐ上にキャンプ場がありそこのトイレに立ち寄った後登山口より登り始める。

10:24 展望岩に着く。ここからの雪彦山の姿は美しい。10:53 出雲岩に着き休憩する。ここは写真のように大きな岩がある。なぜ出雲という名なのかはわからないが。11:02 出発し見晴らし岩の横のセリ岩を通る。このセリ岩は写真のように岩の隙間に登山道が通っており、隙間が非常に狭いのでリュックを背負ったままでは通り抜けが出来ない。リュックを手に持ち、体をすり抜けるようにして通過する。11:29 雪彦山頂上(大天井岳)に着く。

頂上には祠があり雪彦山の標識が立っている。

 

セリ岩

雪彦山頂上

 

 頂上で昼食をとり11:56 出発。暫く尾根道を通った後下山道に入る。少し行くとかなりきつい岩の斜面に鎖場がある。覗き込むと結構危険そうに見えるので、今回は安全に回り道を通ることにする。若い頃来たときは、全く迷いもせず真っ直ぐこの鎖場を降りたのだが、この年になると危険を感じるようになったようである。鎖場の前には、鎖場は上級者コースで滑落事故が多発しているので、一般登山者は巻き道を通るように注意書きがあったが、確かに、うっかりミスをすると滑落するかもしれない感じであった。写真は下から撮った写真なので傾斜が緩く見えるが、上から見ると目線の関係でかなりきつく感じる。

 12:23 地蔵岳 分岐に着く。分岐から少し下ったところから地蔵岳を眺めるとすごい岸壁が目に入り、よく見るとクライマーが4人登攀していた。 

 

 

鎖場

地蔵岳

 

地蔵岳方面

オープンタイプ砂防ダム

 

 さらに道を下ると、地蔵岳とその横に並ぶ岩峰群の姿が見えなかなか迫力がある。12:45 虹ヶ滝に着き15分程休憩する。名前は綺麗な滝だがそれほどでもない。

 13:40 山麓の駐車場に戻り、14:11 出発し、帰りも少し渋滞があったが16:00 帰宅した。