山 旅 日 記

 

  

 

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10.10.17. 白駒池からにゅう

久しぶりに信州まで出かけ、大好きな白駒池から「にゅう」頂上を往復した。

 

今年は色々あり、なかなか遠出が出来なかったが、久しぶりに蓼科北八ツ方面を訪問した。

以前は毎年のように訪れた白駒池だが、時の経つのは早い物で、改めて調べると7年ぶりであった。

(前回はH15.5.4.春の白駒池

白駒池は国道299号線(またの名をロマンチック街道と言い、蓼科高原の素晴らしい景色の中を走るドライブウェイ)の麦草峠の少し先にある駐車場から歩いて約10分の場所にあり、いわば観光地である。登山客以上に観光客が多いスポットだが、それでも好きな池である。池畔は人で賑やかなのだが、池の雰囲気は静かな高山湖で、岸から池方向を見ている分には、不思議と静寂さを味わうことが出来るのである。

 

白駒池1

白駒池2

 

白駒池3

白駒荘

 

岸辺には山小屋の白駒荘と青苔荘が建っておりどちらも雰囲気のある建物である。

白駒荘の前を通り過ぎて暫く歩き、池の周回遊歩道から「にゅう」方面の道に入る。「にゅう」とは変わった名前であるが山の名前である。案内標識には「にゅう」「ニュウ」「ニュー」「乳」とさまざま書いてありどれが本当か分からないが、ともかく「にゅう」である。(白駒荘前から頂上まで約70分であった。)

分岐から6〜7分で白駒湿原につく。以前はガイドブック等には「名前のない湿原」と書かれていたのだが、いつの間にか名前をつけたようで「白駒湿原」と書かれた標識が立っていた。

湿原からしばらく比較的平坦で緩い登り道が続き、約17分でまた登り口の分岐になる。ここからはやや急な登りになり約40分で「にゅう」頂上に着く。

 

白駒湿原

にゅう頂上

 

登り道は針葉樹林の中だったので風が殆ど吹かなかったのだが、尾根道から頂上にかけてはかなり風が強く寒い。頂上からは稲子岳の火口壁や白駒池が見下ろせる。白駒池は高見石から見た景色の方が、距離的に近いこともあり美しく見える。「にゅう」からは遠すぎるのと、見える形があまり綺麗ではない。

頂上の景色を楽しんだ後、少し下り森のなかで昼食をとった。

食事後、来た道を引き返す。約50分で白駒荘につき、再度池の景色を楽しんだ後駐車場へ戻った。

 

頂上から稲子岳方面

頂上から白駒池 後ろは北横岳方面

 

帰りは中央高速が、恵那のあたりから渋滞し、ほぼ小牧ジャンクションまで飛び飛びだが渋滞が続いた状態であった。さらに名神高速は八日市あたりからかなりの渋滞で、久しぶりに疲れた帰り道となった。