山 旅 日 記

 

  

 

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 10.04.18. 高鷲スノーパーク

  今年最後のスキーに岐阜県高鷲スノーパークへ行った。

 

急に冷え込んだり暖かくなったりの異常気象が続いている。

既にクローズしているスキー場が多いが、高鷲は上部で170cmとまだかなりの雪が残っているようだ。

現地でのアナウンスでは一旦今日でクローズするが、GWも限定的にオープンする予定らしい。

 

雪質はさすがにかなり重い湿雪で下部はザラメに近い状態。

4月も下旬近くだからこれはやむを得ないと思われる。昨日は少しうっすらと雪が積もったらしいが、今日の状態はそのような感じは全くない。きのうが冷え込んだようなので朝の内は多少硬い雪が味わえるかと思ったが、天気が良くて日が当たるので無理であった。

  

 リフト頂上からダイヤモンドコースを見下ろす

パノラマコース途中 1枚バーン

 

このスキー場からは、御岳、乗鞍岳、北アルプスが見える。

ただ、かなり距離があるので遠くに霞んでうっすらと見えるといった感じ。特に春霞が少しかかっているような天気なのでなお霞んでいる。霊峰御岳をズームで撮るが残念ながらどうしてもぼやけた感じになる。  

 

ダイナミックコースより御岳(ズーム)

パノラマコース頂上部から遠望

 

分水嶺公園 石碑

分水嶺の正に分水ポイント

 

帰りに分水嶺公園に立ち寄った。

ここは長良川と荘川の水源に当たる場所で、同じ水があるところから一部は長良川水源となり太平洋に流れ、一部は荘川の水源となり日本海に注ぐようになる。写真の石の表示通り、左が長良川・太平洋、右が荘川・日本海である。高い山の上でなく、ひるがの高原の平地の中なので実感が湧かないが、事実のようである。

 

さらに、来週オープン予定の「ひるがの湿原植物園」に行ってみた。入口横から入り少し木道を歩いてみたが湿原が完全に乾燥した状態でとても湿原という感じでなかった。植物園のHPでは「一部の湿原でミズバショウが咲き始めましたが、まだ100株程度です。入口付近の積雪や木道・渡り板の破損により、大変足元が悪い状態となっております。立ち入りの際は、自己責任でお願いします。 」と説明されている。ミズバショウの咲き始めのようなものでも見られるかと思い来てみたが、全く残雪もなくカラカラに干からびていてどうもおかしい。