15.10.18.天狗岳

山　旅　日　記

15.10.18. 天狗岳

北八ヶ岳の天狗岳を久しぶりに訪れた。

前夜唐沢鉱泉に泊まり、今日は西天狗岳の西尾根を登り東天狗岳、黒百合平と回り唐沢鉱泉に戻るコースを歩く予定である。天狗岳には2002年9月に渋御殿湯から往復したことがあり13年ぶりに登ることになる。細かい事はよく覚えていないが結構しんどかったことは覚えている。

なぜしんどいか今日よく分かった。山道に岩がごろごろとぎっしり並んでいて登りも下りも非常に歩きにくいのだ。岩山は多少しんどくてもここまで歩きにくいことはない。角のない丸い岩がごろごろと道に詰まっていて、滑りやすいので一歩一歩注意が必要なのでつかれる。どんどん調子よく進むことが出来ないのだ。

07:30唐沢鉱泉を出発、先ほど言ったような道を苦労しながら登る。

09:29第1展望台に着く。信州の山々がほとんど見渡せる。中央アルプス、南アルプス、乗鞍岳、噴煙をわずかにあげている御嶽、はるか遠くに北アルプス。

09:58第2展望台に着く。ここも第1展望台同様に展望が素晴らしい。

しんどい思いをしながらも10:46ようやく西天狗岳に到着。

正直ほっとする。これであとは楽だろうと思ったから。ここで20分休憩した後、東天狗岳に向かう。11:23頂上到着。ここで昼食をとる。唐沢鉱泉でもらった弁当だが、大きな握り飯が２個。おかずは卵焼き、ウィンナーソーセージ、鶏の煮たものが入っている。

11:44あとは下るだけなので楽勝と期待して歩き始めた。ところが下りもかなり歩きづらい。丸い岩がごろごろしているのだ。うっかりすると滑ってころぶ。実際に１度ころんでしまった。

12:22天狗の奥庭上、13:00黒百合ヒュッテ到着。

ここでトイレを借りる。（200円）またコーラを買う。500ml入りでのどが渇いていたが、全部飲むのはしんどかった。

ここで十分休憩しコーラも飲んだし元気が出て、いよいよ後の道はさすがにもう楽な道だろうと期待して歩き始めた。ところが、事態はまったく変わらずとうとう最後まで歩きにくい道が続き、15:06唐沢鉱泉に帰り着いた時は本当にうれしかった。我ながらご苦労さんでした。