近畿のスキー場は天気が悪そうなので、岐阜県の鷲ヶ岳スキー場へと少し足をのばした。
しかし、残念ながら天気予報では午前中は晴れのはずがどんよりと曇っている。
曇り方が雲や霧により太陽が遮断されているものでなく、最近多い黄砂の影響のように見える。
下の写真も、本来は青空をバックに真っ白な白山が撮れるはずだったのだが.....残念。
この時期は、晴れると見晴らしが良く気分も良いが反面雪は重いザラメ雪になり滑りが悪くなる。
曇れば雪面温度は低めで滑りはましになる。二律背反で難しいところである。
遠くの景色の眺望はいまいちだが、滑りは春スキーとしてはましだった。
鷲ヶ岳スキー場より 左:大日岳及び手前のダイナランドスキー場と高鷲スノーパーク 右:白山方面
今日は第2クワッドリフト横の尾根コースを中心にして滑った。
この時期としては珍しく急斜面にコブの無いフラットなバーンで気持ちよく滑れる。コブ・モーグル好きの人には不満かもしれないが、気持ちの良い高速ターンをしてストレス解消をしようとして来る私のような人間にとっては非常に嬉しい。
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尾根コース 上部
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尾根コース 下部
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スキーの後は、前から一度行きたかった岐阜城に行くことにした。
奥美濃のスキー場への行き帰りに、東海北陸自動車道から金華山の頂上に聳える岐阜城が見えるが、いつも凄い城だなと思っていた。城が凄いというより、金華山が凄いのだが。
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長良川沿いの道路から見た金華山・岐阜城
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岐阜城 天守閣
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岐阜城は元稲葉城と言っていた城だが、信長が手に入れてからは、城は岐阜城、山は金華山と名付けられた。
難攻不落と言われた城で、遠くからみてもそう思っていたが、現地へ行って見るとさらに凄い城だと分かる。文字通り急峻な岩山で、これを攻めるのは大変なことだと思う。
長期の兵糧責めか、謀略・策略によるしか落とす方法が無いように見える。
山麓は綺麗な公園(岐阜公園)で岐阜市民の憩いの場になっているようだ。
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天守閣横の岐阜城資料館(昔の武器庫、食料庫) 霞んで見える麓の町
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