箕 面 の 四 季

 

  

 

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08.06.28. 紫陽花の勝尾寺

境内一面にアジサイが咲いた勝尾寺。梅雨の合間を見て訪れた。 

 

いつものように箕面ビジターセンターに車を置き、自然研究路を勝尾寺へと歩く。途中、モリアオガエルが

 棲むという小さな木枠で囲まれた水たまりがあるが、今日はそのモリアオガエルの卵が水辺の木の枝に

 産み付 けられていた。長年この道を通っていても、卵を見たのは初めてである。 

自然研究路から勝尾寺境内に入ったところに閻魔堂と薬師堂が建っているが、 ここの前の緑が美しいの

で好みの場所である。人も少なく、特に竹林の風情が好きである。 

 

 枝に付いた白い泡状のものが卵(3カ所)

薬師堂前の綺麗な竹林 心がなごむ

 

勝尾寺には、こんなにたくさんの紫陽花が植わっていたのかと思うくらいのアジサイの花が咲いている。

花が咲いて、はじめてその存在を知るというのもおかしいが、葉っぱだけの時は意外と認識していないものだと改めて思った。

勝尾寺は本当に「花の寺」で1年中花が咲いているが、アジサイは去年よりも増やして手入 れをされたの

か、たまたま丁度ピークに来たのかもしれない。

どちらにせよ、参拝者の目を楽しませてくれる「消費者?指向」のお寺である。

 

本堂と紫陽花

二階堂

 

本堂横から右奥に登った一角にある二階堂も静かなところで、浄土宗開祖の法然が4年間住み修行をしたという建物である。高台にあり、生い茂った木立越しに境内を見おろせる。

 

二階堂前の木立

二階堂から多宝塔、本堂方面を見おろす

紫陽花の綺麗な多宝塔横の参拝路

鐘楼への道

 

山門横にある「お休み処 花の茶屋」で天ざると山菜ご飯の昼食をとった。ここのざるそばはなかなか

美味しく、失礼ながら馬鹿に出来ない。しこしこ感がぴったりで歯ごたえが良い。

窓から眺める景色も綺麗で、見上げる境内の建物とその背景にある山が美しい。