「滝見の道」から途中でうっかり「遠見の道」へと進んだため、大峰山から南方向へかなり外れてしまった。
大峰山へ行くべく、地図を参考に道標のない尾根道を北へ向かい歩こうとした。
ところがこの道は、踏み跡ははっきりとした道だが、少なくとも数日は誰も歩いていないらしく、2〜3mおきに蜘蛛の巣が張っていて顔や頭にくっつき閉口した。仕方無く、登山用ストックを進行方向に振り上げ、蜘蛛の巣を払いながら歩いた。
しばらく行くと写真のように、「安倉山」と大きく表示板のある頂上に出た。
「安倉財産管理組合 安倉山」と明示されているが意味がよく分からない。「財産」とはなにか?ひょっとすると「松茸」かもしれない。(赤松が多く、下の写真のようにいろんな種類のキノコが生えている。)
道はしっかりしているので、このまま大峰山方向へ進もうとも思ったが、蜘蛛の巣払いが非常に煩わしく嫌になったので、結局この頂上から引き返し、遠見の道を山麓の広場へと下った。(全行程約2.5時間)
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