山 旅 日 記

 

  

 

 → 山旅日記

 

 

 

  

 

 

08.10.04. 丹波 御岳、小金ヶ岳

 丹波 多紀アルプス 峠の大タワの駐車場から御岳、小金ヶ岳に登った。

 

丹波・篠山市の中心部から北東部に多紀アルプスと言われる山並みがある。

各地に○○アルプスと呼ばれる岩場の多い山地があるが、ここも同様で岩場の多い急峻な山が続く。

この山域は下の写真の説明板に書いてあるように、かつては丹波修験道場と呼ばれ多くの行者が入山し栄えたところらしい。

篠山市内から県道301号線を走り大たわ(山へんの右に定と書く)と言う峠まで行く。道路から言えば峠だが、多紀アルプスの縦走路から見ると鞍部に当たる。(鞍部をタワとも言う)

峠は「多紀連山県立自然公園・おおたわ広場」として整備され、道路の両側に広い駐車場、休憩所、トイレ、周辺の観光案内地図、説明板が設置されている。

昔来た時と比べるとかなりきれいに広く整備されているが、トイレはあまりきれいでなく、いまいちである。

 

  

大たわ駐車場

過去の修験道繁栄の説明

 

今日は、大たわ駐車場の左右両側に聳える御岳、小金ヶ岳にそれぞれ往復する。

 

1,御岳往復

まず 09:39 大タワ駐車場を出発し御岳(みたけ。三岳とも書く。)へと向かう。

しばらく行くとかなり急な階段が延々と続き結構きつい。山道には栗のイガがたくさん落ちている。さすが丹波栗で有名な土地である。

頂上手前の石室の前を通り、10:19御岳頂上到着。

石室内には修験道開祖、役行者とその弟子の前鬼と後鬼の像が祀られているが、余りパワーと言うかオーラは感じられない。以前、箕面の天上ヶ岳頂上で会った修験道の行者さんが「各地に役行者像があるがここの像が一番良い顔をしている」と言っていたが、天上ヶ岳の像の方がはるかに良いと思う。

しばらく休憩の後10:35 頂上を出発し11:03 大タワに戻る。 

  

大たわの両側に御岳、小金ヶ岳がそびえる

 

急な階段が続く

頂上手前の石室

御岳頂上 793m

 

2,小金ヶ岳

駐車場で小休止後、再度11:09 大たわを出発し小金ヶ岳へと向かう。

こちらも急な階段の部分もあるが御岳ほどではなく、そのかわり途中から岩稜が続き、鎖やロープを張った尾根、岩場が続く。 

 

小金ヶ岳への途中 振り返ると御岳が見える

 

今歩いてきた岩尾根

 小金ヶ岳頂上 726m

頂上から 丹波の山々

 

11:53 小金ヶ岳頂上に到着し昼食をとる。12:15頂上を出発し12:46大たわ駐車場まで戻る。

 

帰りは篠山城の周りを走ってみたが、こぎれいな城下町の観光地という感じに整備されている。

数年前合併し篠山町から篠山市になったが、お城の前には白い和風の立派な市役所が建っていた。