山 旅 日 記

 

  

 

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11.04.30. 御在所岳と水芭蕉

GWに久しぶりに鈴鹿・御在所岳に出かけた。なんとそこで水芭蕉に巡り会った。

 

自宅を07:00出発、 名神高速は少し渋滞、新名神から四日市IC経由で 鈴鹿スカイラインへと向かう。

スカイラインは土砂崩れのため 途中閉鎖との表示があり心配したが、ともかく行ってみる。 御在所山の家の少し手前から通行止めになっていたが、実質的にほとんど影響はなかった。既にかなりたくさんの車がとまっていたが、路側に車を停め09:38出発。天気予報は晴れだが残念ながら完全な曇り空。

 

10年前位はよく御在所岳に来たが、最近は来たことがなく本当に久しぶりである。

今日の予定は「中道」を登り、頂上を往復し、下りは「一の谷新道」をとるつもりである。

御在所岳の道で「中道」が一番好きで、どうしても登りはこの道を選びたくなる。

「一の谷新道」はすごい急な道で「道」というより「崖」に近いが、「表道」は全く面白みのない道で、「裏道」は遠回りになるのであえて「一の谷新道」を選択した。

 

負ばれ岩

御在所岳とゴンドラ

地蔵岩

鎌ヶ岳

 

暫く道路を歩き、09:50 登山口から中道に入る。10:19 負ばれ岩に着く。

岩が岩をおんぶしているような奇岩である。

途中小休止をしながら10:40 地蔵岩に着く。大きな岩の上に立方体に近い岩が乗っていてお地蔵さんの頭の部分になる岩だが、どのようにしてこのような乗り方をしたのか本当に不思議である。

10:49 キレット、11:18 8合目( 1100m) 昼食 11:51出発、12:03 富士見台到着。

 

富士見台からそのまま頂上方面に歩き続けると何と「 芭蕉池」という表示がある。

今まで何度も御在所岳に登っているが、この山に水芭蕉が咲いている場所があるとは全く知らなかった。

まだ少し雪が残っており、雪解け水が流れる沢の中にそれなりの数の水芭蕉が咲いている。

 

私は水芭蕉が好きで、この季節にはあちこちの水芭蕉が咲いている所へ出かけるのだが、今年も行きたいなとは思っていたが、信州は地震が危ないし、遠方は渋滞が気になるのでこのGWは諦めていた。

何と、思いがけなくも水芭蕉に出会ってしまったものである。

あらためて、ネットで「御在所岳 水芭蕉」で検索すると、確かに案内のページが出てくるので、なぜ今まで自分が水芭蕉のことを調べても引っかからなかったのか不思議な気もする。

ネットのなかのあるページの説明では「芭蕉池は広さ約400平方メートルで、ミズバショウは68年に岐阜県郡上市のひるがの高原から「友情の花」として50株が贈られたのが始まりという。」とのことである。

 

過去の水芭蕉のページ。

http://hijiyan-yh.cocotte.jp/Enikki-Mominukayama.html

http://hijiyan-yh.cocotte.jp/Enikki-Chao-Ontake-4.18.html

http://hijiyan-yh.cocotte.jp/Enikki-Chao-Nomugi.html

http://hijiyan-yh.cocotte.jp/Enikki-Hatikita-Takedajou.html

http://hijiyan-yh.cocotte.jp/Enikki-Ikegahara.html

 

御在所岳頂上

芭蕉池

 

水芭蕉

見晴台から中道方面

 

水芭蕉を観賞し、スキー場の芝生の坂道を上り、12:27 御在所岳(1212m)頂上到着。

少し休憩し、12:46レストランアゼリアの横から一の谷新道の分岐に入る。

ものすごい下り道を下り、13:23 見晴台に到着し休憩する。

 

この道は2回目なのだが、前回降りた時も、なぜこんなすごい道を作ったのだろうと思った。今回も覚悟はしていたがやはりすごい道だと思う。「見晴台」は少し道から外れた見通しの効く場所なのだが、今朝登ってきた「中道」の尾根が向かいに見え、その斜面を形成している岸壁が見渡せてなかなか素晴らしいところである。多分、秋の紅葉の時に来れば絶景が見られることと思う。

 

13:39出発し、14:03まつたけ岩を通過、文字通りまつたけの形をした岩が道のど真ん中に立っている。

14:09 御在所山の家到着、14:19駐車地に戻る。